福澤諭吉先生没後弟子の慶應通信ノート・その後

慶應義塾大学法学部卒業 通信教育課程の勉強覚書

続「ヨーロッパ中世政治思想」レポート

 高校世界史教科書の関係個所を読み、ついでに中公文庫の「世界の歴史 中世ヨーロッパ」の関係個所を読み歴史の流れをおおよそ掴んだつもりですが。それからテキストを3回ほど通読しました。3回目は巻末の研究課題をやりながら読みました。テキスト科目履修要領によると、単に歴史的事実を羅列するのだけでなく、「△△年に□□が起こったとして、そこに一体いかなる因果関係が認められるのか。その点を意識した記述を心がけてください。」とあります。とりあえず草稿を書いてみます。

高校世界史教科書を読む


 「ヨーロッパ中世政治思想」のレポート作成のため高校時代の世界史教科書を段ボール箱から探し出し読んでいます。「詳説 世界史(改訂版) 山川出版社」で昭和52年発行の骨董品です。ページをペラペラめくっていくとやたらと線が引っ張ってありました。高校時代、日本史は大好きで大得意でしたが、あまり世界史は得意ではなかった記憶があります。やたら引っ張ってある線は、当時の悪戦苦闘の跡でしょうか?

「ヨーロッパ中世政治思想」レポート

 4本目のレポートとして中途半端にしておいた「ヨーロッパ中世政治思想」に取り掛かりました。テキストの薄さにひかれて取り掛かった科目ですが内容は複雑でした(笑)。
 レポートの課題は「「教皇権の推移」という視点から・・・・」ですのでキリスト教史の勉強が必要となりますが、宗教史は苦手の分野です。高校世界史の教科書を通読し基本的な知識を頭に入れてからテキストの関係個所を何度も読み返してレポート構想を練る必要があるかと思います。
 レポートの提出締切日は5月26日です。なんとかそれまでに仕上げて提出したいと思います。

科目試験のこと

 7月の第Ⅱ回科目試験が中止となり試験代替レポートとなりました。残念の一言です。
 ひょっとしたら通常どおりの試験が実施されるかもという淡い期待を抱いていましたが
代替レポートになりました。
 経済学部時代を振り返りますと科目試験の醍醐味はなんといっても試験問題を見た時です。予想問題がぴったり的中した時、あるいは集中的に事前勉強した範囲が出題された時は思わずガッツポーズしたくなりました。逆に予想が外れた時は、なんとか知っている知識をかき集めてC評価ねらいで答案作成をしました。
 10月の科目試験は通常通り実施されることを祈りたいです。

日本政治史レポート完成


 日本政治史のレポートが仕上がりました。自分にとっては書き易いテーマ「昭和初頭の政治体制の特徴・・・」でしたが、書き易いのでなんでもかんでも詰め込んでしまって、まとめるのに一汗かきました。レポート・論文は最後のまとめが肝心です。ここがしっくりこないとレポート全体が締まりません。
 テキストの他に読んだ参考文献は「昭和史」岩波新書、「昭和の政党」岩波現代文庫、「政友会と民政党」中公新書の以上3冊、すでに書棚にあった本を引っ張り出して読みました。「昭和史」にいたっては1回目の大学生時代に読んだ本で、ほぼ40年ぶりにページをめくりました。
 テキスト科目履修要領の「日本政治史」の項では、参考文献の質も評価採点の対象になると記載されてありました。この3冊は大丈夫だと思いますが・・・・