福澤諭吉先生没後弟子の慶應通信ノート・その後

慶應義塾大学法学部卒業 通信教育課程の勉強覚書

ソフトバンク新書「資本主義全史」を読む

 慶應通信のすきま時間でSB新書「資本主義全史」を読んでいます。著者はマルクス研究者の的場昭弘神奈川大学教授。ちなみに的場教授は慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程修了で経済学博士の塾員です。
  E-スク「マルクス経済学」によれば、やがて資本主義社会は終焉を迎えるということ。確かに富める者がますます富んでいき、貧しいものはいよいよ貧しくなる「資本主義」は曲がり角にきていると思います。岸田総理の提唱する「新しい資本主義」とは未だによくわかりませんが(笑)。
 資本主義の次にどんな社会がくるのか、かつてのようなソ連、東欧で見られた人権を圧迫したソ連型共産主義はないと思いますが、暴走する資本主義を抑制し「コモン」(斎藤幸平著「人新世の資本論」より)を重視した社会がくるのでしょうか?
  

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