福澤諭吉先生没後弟子の慶應通信ノート・その後

慶應義塾大学法学部卒業 通信教育課程の勉強覚書

放送大学大学院単位認定試験の結果

 先日、受験した放送大学大学院修士選科生の単位認定試験の結果を確認しました。受験したのは「経済政策」と「現実と向き合う政治理論」の2科目。評価は「経済政策」はB、「現実と向き合う政治理論」はCでした(なおD、Eは不合格です)。とりわけ後者の「現実と向き合う政治理論」は前期試験で不合格でしたので今回は背水の陣でした。
 あわせて4単位修得してやれやれでした。

大学入試の思い出

 2月は大学入試のシーズン。小生も約40数年年前、大学入試を経験しました。現役の時は、ほぼ全滅。一浪時の受験では東京に1週間、母親と滞在し受験しました。最後の明治大学政治経済学部の入試では、試験問題は難しくて悪戦苦闘、取り合えず解答欄の空白を埋めましたが、不合格を確信して時間を余して受験会場を後にしました。
 第1志望は明大政経学部でしたが、第2志望の関西大学法学部には合格していたので4月からは大阪での学生生活を想定していました。
 当時の合格発表は掲示板による表示。そして明大の場合、合格しても入学手続き書類は郵送されず、大学まで取りにいかなくてはならないシステムだったと思います。したがって合否不明の状態で高い新幹線代を負担して上京することはできないので学生アルバイトによる電報報告を受験時に頼んでおきました。
 合格発表日、電報が配達されてきました。不合格を確信していましたが念のため確認。
 電報を見ると「ゴウカク」の文字が。「・・・・」、母によると「電報を持つ手が震えていたよ」とのことでした。次の日、あわてて上京。明大和泉キャンパスに行って実際に掲示板を見て自分の目で合格を確認し入学手続き書類を受け取りました。
 40年以上経っても印象深い良き思い出となっています。

放送大学大学院単位認定試験の受験

 放送大学大学院修士課程選科生として後期の単位認定試験をWEBで受験しました。「経済政策」と「現実と向き合う政治理論」の2科目です。「経済政策」は択一式、「現実と向き合う政治理論」は記述式です。記述式の試験はやっかいで50分間で質問の内容を理解し800字以内でまとめなければならない小論文方式です。「現実と向き合う政治理論」については前期の試験で不合格となっていますので今回は最後のチャンスとなります。
 はたしてどうなることやら。

卒業試験が無事終了

 卒業試験が終了しました。慶大三田キャンパス北館B1の会議室で行なわれした。
副査の先生が登場するまで指導教官の先生と雑談。その後、副査の先生が登場し開始です。
 初めに指導教官の先生から事務的な手続き、質問があり、学籍番号、氏名、生年月日、現在の単位取得の状況を聞かれました。
   そのあといよいよ試験です。論文を用意していたレジュメを使って15分ほどで説明。
 まずは指導教官の先生から質疑。この時の質問は卒論指導の際の質問を再び聞かれました。その後、副査の先生からの質問と指摘。緊張しました。
 卒論以外の質問は全くありません。時間にするとおよそ40分間ほどの試験でした。
 副査の先生が退席すると再び指導教官の先生と雑談。「力作」と評価された製本された卒論は指導教官が指導する通学課程のゼミの塾生のために参考論文して研究室に進呈することになりました。
 論理の展開には粗雑さがある卒論でしたが、現在の自分には精一杯の論文でした。

第Ⅳ科目試験の放棄

 1月13日、14日に行われた第Ⅳ回科目試験にはF群「刑法各論」にエントリーしていましたが放棄しました。すでに卒論単位を除いた必要単位を取得しているので、どうしても受験するという動機に欠けていました。
 試験勉強をしなかった空いた時間は来る卒業試験に向けた準備時間にあてました。