第Ⅱ回科目試験が終り、現在は卒論を執筆中です。5月に行われた2回目の卒論指導で指摘された事項を中心に加筆修正を行っています。その中で指導教官から、ある英語論文を参考資料として読んでおくように言われました（つまりその論文の知見を批判するなり賛同するなり卒論に加えておくようにということです）。
　その英語論文は今から25年ほど前にアメリカで発行された政治学の学術雑誌に掲載されている論文です。英語論文ですが執筆者は日本人の政治学者です（この人の日本語の論文はこれまで多く読んできました。好きな政治学者の一人です）。
　最初は地元の有力国立大学の図書館で検索しましたがありません。アマゾンでも探しましたがありません。国立国会図書館を検索したところ、関西館にどうやらあるようです。また神戸大学図書館にもあるようです。しかし往復の交通費を考えると効率的ではありません。
　ということで我が慶應義塾大学図書館のホームページから発行元のホームページにたどり着き、ここから目的の論文をダウンロードすることができました。ダウンロードの料金は37.5ドル、日本円にして5,200円強。昨今の円安傾向は痛いです。ともあれこれで難関をクリアしました。さっそく和訳です。