福澤諭吉先生没後弟子の慶應通信ノート・その後

慶應義塾大学法学部卒業 通信教育課程の勉強覚書

中公新書「幣原喜重郎」を読む

 


 民法テキストと並行して趣味の読書として中公新書「幣原喜重郎」を読んでいます。
 幣原は戦前の民政党内閣において4度外務大臣を務め中国への不干渉と国際協調主義を柱とする外交を推進したため、反対党の政友会や軍部からは「軟弱外交」と攻撃を受けた外交家です。また戦後は見事に復活し首相を務めて日本の民主化や日本国憲法第9条の成立に関与した政治家でもあります。
 なお慶應通信では「日本外交史」を履修する予定です。幣原は日本外交史上、必ず触れなければならない人物ですので趣味の読書ですが心して読んでみたいと思います。

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